美肌は1に野菜、2に野菜!K-Beautyは野菜から。お久しぶりの旅行は韓国へ!

韓国ではお通しが生野菜!

お久しぶりの投稿はミサイル飛び交う最中に出かけた11月の韓国の話。そんな韓国の旅で気付いたことは北朝鮮との複雑な外交関係でも、K-popの勢いでもありません。韓国の食卓に、そしてスーパーマーケットに、韓国のフードシーンを彩る野菜の数々に圧倒される旅でした。私は韓国コスメも韓国ドラマも大好きですし、とても興味があります。でもそんなキラキラした今流行りのK-なんとか以上に、韓国の「野菜」はキラキラとした存在感がありました。

写真が語る!!韓国料理には野菜のつけ合わせ、そしてアメリカンなメニューにはフライドポテト&マヨ

居酒屋の席につけばアペタイザーとしてちょっとしたつまみが出てきます。お通しは少ししょっぱかったりすることもあるけれど、たんぱく質が取れるものも多いのでまぁ悪くない。アメリカのちょっとおしゃれで行気取ったレストランならパンとバター。パン&バターという嫌いになるのは不可能ではないかという美味しい組み合わせ。だから私はよくおかわりしますが、よく考えれば摂取しているものはカーボ(でんぷん)と動物性脂肪のみ!これを続けていたら体がどんどん大きくなりそうです。そんな世界各国の事情があるアペタイザーが、なんと韓国では・・・野菜てんこ盛りボウル!見た目に、そして健康的すぎる現実に、6日間の滞在中で最も驚いた一皿です。付け合わせのごまソースをつけて食べてください、ということでしたがまわりのテーブルを見るとガシガシ野菜だけを食べているお客さんもいました。そしてその後のメインのお料理には4種のおかず(パンチャンと呼ばれるそうです)がついてきます。キムチ、昆布、甘辛小魚・・・キムチは野菜で作られている上、発酵食品。小魚はたんぱく質。パンチャンだけでもメインになりそうなほどでボリュームもすごいし、文句のつけどころのない素材と内容。衝撃的だったのは上の写真に写り込んだもの!バーガーを注文したら付け合わせはフライドポテトとマヨネーズ。アメリカンな食事はいつもこうです。頭の中ではアメリカの食事はお肉が多くて脂っこい、という理解をしていますが、ここまではっきりと可視化されてしまうとショックです。

ソウルのデパートの野菜売り場ではいろいろな種類のベビーリーフがバスケットに入って量り売り。これまでに見たことも考えたこともない売り方にびっくり。北朝鮮との国境に近いDMZのお土産屋さんでは切り干し大根がジップロックに入って売られています。38度線で切り干し大根!?ってジョークかよ、と一瞬思いましたがこれも韓国の食文化をはっきりと理解させてくれる一コマでした。よく考えたらカリフォルニアの韓国系スーパーの「Hマート」も野菜売り場がとても広い。ほうれん草、空芯菜、春菊・・・何十種類という微妙に見た目が異なる葉物野菜の並び方が半端ない。これまで旅行した70カ国余りの中でこんなにも「野菜」にフォーカスが当たる国ってあったかな?そんな思わぬところが気になった旅でした。

野菜と果物にあふれる韓国のスーパー

街を案内してくださったガイドさんをはじめ、韓国の皆さんがスリムなのによく食べているな、という光景もあちこちで目にしました。ホテルの朝ごはんはハーフビュッフェでしたが、現地の家族連れのお客さんがゆっくりと賑やかに食事をしているのも印象的でした。ソウルは東京やロサンゼルスのように忙しい街です。そういう街でこういった光景を目にすることもとても新鮮でした。野菜たっぷりの食事を賑やかに食べる・・・こんな食生活が続けば体がきれいにならないはずがありません。韓国の人のきれいなお肌の背景には、流行りのフェイスパックやコスメだけでなく、そんな「野菜」の存在がある気がしてなりません。K-Beautyの基本は野菜から。帰国して数ヶ月たった今日もできるだけお野菜を取れるメニューを考える日々です。

Maya

アメリカのロサンゼルス郊外在住。日本の大学卒業後から15年以上、仕事も趣味も旅行な毎日で60か国以上をふらふら。時に母を連れ、そして途中には旅行の友(主人)を見つけ、強引に(?)あちこち。東京にある秘境系旅行会社でワイナリーツアーのアレンジや自分でも世界各地のワイナリーを訪ねるうち、ワインのことも知りたくなり、旅行の仕事の片手間にワインの勉強も。WSET Level 2資格保持者。日本のソムリエ資格同等レベルのWSET Level 3結果待ち。

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