Domaine Bouchie-Chatellier Pouilly-Fumè La Renardière 2018|ドメーヌ ブシ-シャテリエ ピュリフュメ レナディエレ

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Domaine Bouchie-Chatellier Pouilly-Fumè La Renardière 2018


<WSET Level3 方式テイスティングノート>

カラー:
淡いレモン色
香り&味覚:やや強いアカシア・レモン・ライム・青りんご・洋なし・メロン・青ピーマン・火打石・燻製・ナッツ
発達段階:若い


品質:非常に良い (Balance, Intensity, Complexity)
飲み頃:今飲み頃で、熟成には向かない

ワイン名:ブシシャテリエ ピュリフュメ ル・レナディエレ<ソーヴィニヨンブラン> 2018
生産国&地域:フランス/ロワール-セントラルヴィンヤード ピュリフュメ
ワイナリー(ドメーヌ):ブシ-シャテリエ
品種:ソーヴィニヨンブラン100%
ヴィンテージ(収穫年):2018年
値段:$15 (2020年)
購入場所:コストコ@San Barnerdino
日本での購入可否:難しそう


家の近くのコストコで、2020年のクリスマス用に購入。おいしいソーヴィニヨンブランがたくさん生産されるロワール地方のピュリフュメのワイン。Bouchie-Chatellierは現在4代目がワイン作りをする小規模なドメーヌで、ロワール川を望む高台の南と西向きの斜面にぶどう畑が広がっています。種苗の会社で買った苗で畑を広げるワイナリーも多い中、ここは1930年から自前で繁殖させた苗だけを使っています。ドメーヌが生産する3種のソーヴィニヨンブランのうち、もっとも生産量が多いのがこのLa Renardièreです。レナディエレはドメーヌのサブネームでもあり、「狐」という意味。狐が住んでいた森の近くにぶどう畑を買ったのがきっかけだとか。ここのドメーヌのホームページは飼い猫と思われる写真の横に”猫もワインの製造過程を監視中”というコメントが入っていたり、ネーミングも何もとてもユニークです。
で、本題の味ですが、軽やかだけれども、しっかり酸っぱくて、しょっぱめのシーフードと一緒に少しずつ飲みたいワインです。ピュリフュメによくある燻製のようなスモーキーな香りがする、まさに典型的なロワールのソーヴィニヨンブラン。レナディエレは年間10000本の生産。とても少ない上、こんなこだわりのドメーヌのソーヴィニヨンブランがアメリカのコストコでたった15ドルで買えるんだから驚きです。

Maya

アメリカのロサンゼルス郊外在住。日本の大学卒業後から15年以上、仕事も趣味も旅行な毎日で60か国以上をふらふら。時に母を連れ、そして途中には旅行の友(主人)を見つけ、強引に(?)あちこち。東京にある秘境系旅行会社でワイナリーツアーのアレンジや自分でも世界各地のワイナリーを訪ねるうち、ワインのことも知りたくなり、旅行の仕事の片手間にワインの勉強も。WSET Level 2資格保持者。日本のソムリエ資格同等レベルのWSET Level 3結果待ち。

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