Vallefrio Carménère 2018 DO Maule Valley | ヴァレフリオ カルメネール マウレヴァレー

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Vallefrio Carménère 2018 DO Maule Valley



<WSET Level3 方式テイスティングノート>
カラー:
中程度 - ルビー
香り&味覚:やや強いブラックチェリー・ブラックベリー・熟れたプラム・熟れたいちご・ピーマン・トマトリーフ・松やに・肉類・やや長い後味
発達段階:若い
品質:良い (Balance, Intensity)
飲み頃:今飲み頃で、熟成には向かない

ワイン名:ヴァレフリオ<カルメネール> 2018年 Denominaciones de Origen マウレヴァレー
生産国&地域:チリ/セントラルヴァレー地域マウレヴァレー
ワイナリー:ヴァレフリオ
品種:カルメネール
ヴィンテージ(収穫年):2018年
値段:$5 (2020年)
購入場所:トレーダージョーズ@Redlands
日本での購入可否:難しそう

トレーダージョーズで買える、1本5ドルの激安チリ産ワイン。「どうせチリ産」とか「たった5ドル」というイメージばかりが先行してしまい、テイスティングの評価に影響を与えそうですなのですが、それがなんの、とってもおいしいジャムを食べているようなワイン。さすがトレーダージョーズ、トレジョファンが全米にたくさんいる理由がわかります。日本でもトレーダージョーズのショッピングバックを使っている人を見たことが何度もあるのでご存知の方も多いと思います。

カルメネールはもともとボルドー赤ワインを構成するカベルネソーヴィニヨンなど6つの品種のうちの一つでした。最近ではボルドーでのカルメネールは存在感はあまりなく、その代わり活躍の場はチリへ。今やその生産量は世界一でチリのフラッグシップの品種になりました。チリではカルメネールと植生が似ているメルローと長らく勘違いされてきた経緯があります。確かにぶどうの見た目だけでなく、こっくりとした味がとてもメルローと似ています。紆余曲折がありようやく単独の品種としてチリで認められたのが1998年のことです。

チリでは少しずつ、産地表示やワイン醸造方法などについての表記の整備が進められています。DOは”Denominaciones de Origen” の意味。ヴぁレフリオは首都のサンチアゴ南部から縦長に広がる、温暖なDOセントラルヴァレーをさらに細かい地域に区分した、DOマウレヴァレー産のカルメネールが75%以上使われています。


Maya

アメリカのロサンゼルス郊外在住。日本の大学卒業後から15年以上、仕事も趣味も旅行な毎日で60か国以上をふらふら。時に母を連れ、そして途中には旅行の友(主人)を見つけ、強引に(?)あちこち。東京にある秘境系旅行会社でワイナリーツアーのアレンジや自分でも世界各地のワイナリーを訪ねるうち、ワインのことも知りたくなり、旅行の仕事の片手間にワインの勉強も。WSET Level 2資格保持者。日本のソムリエ資格同等レベルのWSET Level 3結果待ち。

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