ドリップコーヒー:コーヒーを淹れるときに出る泡
ハンドドリップでコーヒーを淹れる時、ドリッパーの中に泡が立つコーヒーはおいしい、というのはおそらく多くの人が知っていることだと思います。私も毎日コーヒーを淹れますが、泡が立つのが180日、そうでないのが180日、結局半分ずつくらいの割合。おそらくバリスタが私の泡の立たない日のコーヒーを飲んだら、おいしくないという判定を出すと思いますが、正直なところ私にはその差はあまりわかりません。
泡がでることはいいコーヒー豆のサインである事は知っているけれど、その泡が一体何なのか調べてみました。あの泡はコーヒー豆から出てきている二酸化炭素だそうです。豆が生きている証拠なんだね!と思いましたが、そうではなくて焙煎されるときに豆の中に生成される炭酸ガスだそう。コーヒー豆にお湯がかかることで、空気中に放出されるガスがぶくぶくと泡になって目に見えているということなのです。スーパーで買うコーヒー豆の袋に時々ボタンのような丸いバルブがついていますが、焙煎した後に豆から発生する炭酸ガスを抜くためのものだそうです。あのバルブがなければ袋は風船のようになってしまうのでしょうかね・・・。
さらにこの「泡問題」には続きがあります。エスプレッソコーヒーを買うと、小さなエスプレッソカップの上には結構厚い泡が出ていますよね?クレマと言われるものですが、それにお絵描きして出してくれるお店なんかもありますよね。その泡もそのコーヒー豆の炭酸ガスとつながっています。高い圧力をかけてスピーディーに淹れるエスプレッソは、そのガスがコーヒーの液体中に混ざって機械から出てきているそうです。例えがひどいですが、コーヒーもガスも一緒になった「炭酸コーヒー」みたいなもの??グラスに入ったシャンパンの泡が上がってくるように、コーヒー中の泡もそれと同じようにコップの上にのぼってくることで、エスプレッソ独特のクレマができるそうです。このストーリーは、こちらのサイトから教えていただきました!とってもわかりやすく参考になりました。