ジェノベーゼソースをつくるために買うはパセリ!パセリが「お添え物」から脱却する3つのレシピ
パセリは出来上がった料理に添えれば見た目に鮮やか、大変食欲をそそる貴重なハーブとしての大きな役割がありますね。ほとんどがお皿のふちの飾りになっていて、パセリがおかずになることはほとんどありません。しかも飾りパセリは最後の最後までお皿に残って食べてもらえないことも。目立つ存在ではあるけれど永遠の「お添え物」。パセリは栄養価がとても高いのに、脇役のお飾りなんてもったいない!そんなパセリの地位がぐんと上がる、おいしいパセリのレシピアイデア。
その1、パセリの天ぷら:パリパリして、感覚的にはシソ天みたいな感じ。お弁当に入れれば、濃いグリーンが健康的な配色のランチボックスに。揚げているから量も食べられます。緑黄色野菜は油分ととると、栄養素を体に吸収しやすい!
その2、パセリを煮込みに使う:いつもならミートソースやハンバーグなどの上に散らすパセリを、煮込みの途中に入れてはどうでしょうか。粗く刻んで材料の野菜の一つとして一緒に煮れば、油分も合わさりビタミンAの吸収も助ける体にGOODなお料理の出来上がり!
その3、パセリのペスト・アラ・ジェノベーゼ (Pesto Alla Genovese) :今日の本題はここから。パセリをたくさん食べられるとっておきのパセリレシピがこのパセリのジェノベーゼ。「ペスト」はイタリア語で「つぶす」という意味。ジェノベーゼはイタリア北部の街ジェノヴァのこと。なのでパセリベストという方が正しいかもしれませんね。
普通はバジルで作るジェノベーゼソースをパセリで作ります。たっぷりのパセリにパルメザンチーズやオリーブオイルを使って作ります。正統派のバジルジェノベーゼは完全なイタアンな味わい。それに対してパセリジェノベーゼはハーブソースという感じ。意外なことにバジルよりも比較的穏やかな味わいで、パスタだけでなく、トーストに塗る、サラダのドレッシングの代わりに、ステーキなど魚肉の味付けなどに、いろいろ使えます。パセリジェノベーゼをトマトソースの代わりにピザソースとしてもおもしろい。バジルの正統派ジェノベーゼよりも使い方の幅は広いかもしれません。パセリを大量に消費できるうえに、抜群の使い道があるパセリジェノベーゼレシピは以下です。
<パセリのペスト・アラ・ジェノベーゼの作り方MEMO>
パセリの葉を摘み取るときに・・・
このレシピでは太いパセリの茎は使いませんが、葉に近い柔らかい茎は利用します。パセリは細い茎も一緒に摘み取りましょう。