LA Lakers vs. Phoenix Suns@Staples Center-NBAバスケットボールの観戦を観戦した話

NBA バスケット ステープルズセンター 06-24-2021.png

突然思い立って、5月のメモリアルデーウィークエンドはロサンゼルスのダウンタウンにあるステープルズセンター (Staples Center) でのNBAのプレイオフを見に行きました。プレイオフはシーズン中に勝ち残った16チームがトーナメントで戦い、最後に残った2チームで王者を決めるシステム。それぞれの試合は4勝したチームが先に進めます。八村塁くんが活躍するワシントンウィザーズもプレイオフを戦った16チームの1つでしたよ。

観戦したのはLAレイカーズ (LA Lakers) 対フェニックスサンズ (Phoenix Suns) の試合で、トーナメント戦の最初の16チームから8チームに絞り込まれるファーストラウンド。

LAレイカーズといえばルブロン・ジェームス!NBAで1、2を争う超有名選手で、彼はワインコノシュール(Connoisseur) 、日本語で言えばワイン通でもあります。彼がインスタグラムにワインのことを投稿するとそのワインの値段が跳ね上がるという、バスケのボールだけではなくワイン投資市場も動かしてます。プレミアムなワインをたくさん所有しているみたいです。LAレイカーズはマイケル・ジョーダンや2020年にヘリコプターの墜落で亡くなったコービー・ブライアンもプレイしていました。

私がバスケットで知っていることは以上でございます。

そんなLAレイカーズと対決するのはアリゾナ州のフェニックスサンズ。

試合の1週間前にStubHubというチケットサイトで買える最も安いチケットは400ドル。コートから遠い席は少し安いのではないかと思われますが、買えないシートの値段は出ていないので、実際のところ一番安い席はいくらだったのでしょうか。不明です。

1) プレイオフ、2) 試合がLAであること、3) 新型コロナ対策で普段の1/3、最大7000人の観客に絞っている、ということからそれほど安くはないのではないかと思っています。

予算の検討&シートの選定はすべて旦那にお任せしまして、550ドルのコートに近いシートを買うことにしました。が!

実際は550ドルなんかではないんです。お支払いの段階で1枚あたり170ドルの「販売手数料」が上乗せされるではありませんか!これは消費税ではありません。フィー (Fee) です。アメリカではいつでもこのフィーに要注意!何のための追加費用なのか全く明確ではない費用であることがほとんどで、どさくさ紛れにお金をとるなーと叫びたくなることたびたび。飛行機の燃油サーチャージを徴収しだした頃のお客さんの気持ちです。

そんな悪態をついたこともすっかり忘れ、当日700ドルのチケットを握りしめステープルズセンターへ。私たちの席はスイート (Suite) と呼ばれる入口ドアがついた半個室にあるシート。選手の顔はギリギリ見えるかどうか、という距離感。シートのロケーションを理解してチケットを買っていますが、やっぱり実際の距離感はいつも観戦していないとわかりません。

スイートのあるエリアへのアクセスには通常と異なるVIPゲートから入場できます。スイートではビールが1杯無料で飲めるのもいいね!試合見ながらパーティでもするのか、なぜかシートのそばにキチネットもついています。個室内には全10席。この日は私たち二人ともう別に1組のカップルが観戦していました。個室といっても10人で予約をしない限りは相部屋のような感じになるんでしょうね。少人数なのにスイート空間に見知らぬ人と観戦するっていうのもねぇ。

スイートで観戦している人しか利用できない売店エリアもあって、スムーズにスナックなどが買えるのもスイートシートの売りの一つらしいですが、そんなエクスクルーシブ感を出すのに恥ずかしくない?と思うほどのまずそうなピザ屋とかバー。もう少し店のセレクションをなんとかしろよ!と言いたくなるレベルです。これはね、セールスポイントにならない。

私はそんな全然特別でない売店はパスし、誰もがアクセスできる「みんなのホットドッグ屋さん」でスナックを購入。しかしわざわざ上下行ったり来たりしてゲットしたホットドッグも、たいそう愛情のない代物でびっくり!こんな場所ですからね、全然期待はしてませんでしたが、それにしてもやる気のないホットドッグ。スイートでいただける水のようなビールとともにとりあえずお腹を満たすために食べましたが、2021年のワーストランチに認定。

なかなかの熱気のあるスタジアムで、売店行ったりお客さんの様子を見たりしてたらあっという間に2時間半。92 - 100でフェニックスサンズの勝ち!この日は素人の私から見ても、なんとなく終始スピード感と集中力のないゲームでした。旦那はぼろくそ評価のゲームでしたが、私にとってはアメリカでの初めてのプロスポーツ観戦。ルブロン・ジェームスや選手がゴールを決めるたびに割れるような歓声が今でも耳に残っています。バスケットだけではなく、ワインも慈善活動もすごいアメリカで尊敬される人、King James (ルブロン・ジェームスの愛称)を見られたのと、半個室でゲームを見るという楽しさと、まずいホットドッグも、すべてが経験!アメリカ在住6年目にして初めてアメリカが熱狂するスポーツを観戦したストーリーでした!


<アメリカNBA観戦情報まとめ>

知る:NBA日本公式サイト(NBAの最新ニュース、ここからチケットも買えたらいいけど現在のところそれは不可)
泊まる:Hotel Figueroa DTLA(ホテルフィゲロア:Staples Centerのすぐ横。Leading Hotels of the Worldに長く加盟するブティックホテル)
NBAのチケットを買う:StubHub(スタブハブ:バスケットボールだけでなくチケットというチケットはほとんどここで買える)

<このストーリーで買ったチケットとシートの詳細(2021年5月現在)>

チケット代:1枚553ドル+手数料173ドル
座席:Suite B42 Row 1
お得だったこと:Suiteだと缶ビール1本&VIPエントランスからあまり並ばずに入場できる

Maya

アメリカのロサンゼルス郊外在住。日本の大学卒業後から15年以上、仕事も趣味も旅行な毎日で60か国以上をふらふら。時に母を連れ、そして途中には旅行の友(主人)を見つけ、強引に(?)あちこち。東京にある秘境系旅行会社でワイナリーツアーのアレンジや自分でも世界各地のワイナリーを訪ねるうち、ワインのことも知りたくなり、旅行の仕事の片手間にワインの勉強も。WSET Level 2資格保持者。日本のソムリエ資格同等レベルのWSET Level 3結果待ち。

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