ビーツが入ったラーメンを使った「バーズネスト(鳥の巣)ラーメン」

いつものラーメンをちょっとよそ行きに ”Bird’s Nest Ramen”

いつものラーメンをちょっとよそ行きに ”Bird’s Nest Ramen”

先日、とあるクライアントさんからの依頼で、発売前のラーメンを使ったメニューを作るという貴重な機会をいただきました。

こってり豚骨スープに豚バラのチャーシューもいいけど、もっとラーメンを健康的に食べるならどんなレシピが考えられるかということで日系の麺メーカーさんが作り出したビーツラーメン。ビーツとビーツの色を練り込んだ赤色がきれいなラーメンです。ニューヨークなどにある健康志向のレストランなどからのリクエストで開発を進め、見事にできあがったというこのラーメン。業務用として卸されているだけで、一般的にはまだ購入することはできません。ゆくゆくは個人消費用として販売をしたいということで、そんな珍しいラーメンを使ったレシピを考えることになりました。

麺をゆでる前は結構濃い赤なのですが、ゆでると落ち着いた赤色に。そうめんで緑や赤い色のものがありますが、その赤のそうめんに近い色合い。豚骨や醤油のスープに浸けるのはもったいない。こんなきれいな赤色なんだから、この色を最大限に発揮しないとねということで、パスタサラダ風の「バーズネスト(鳥の巣)」を作ることに。

写真はややこしそうに見えますが、材料はサーモン、パセリ、赤や黄色のパプリカピーマンにレモン(+生ラーメン)といたってシンプル。このレシピの「肝」は材料ではなく、盛り付け方にあります。サーモンがなければ、シーチキンでも、ささみ肉をほぐしたものでもOK!この麺のターゲットはベジタリアンの方やヘルシーにラーメンを食べたい方たちとのこと。要は鳥の巣の中はそれぞれ作る人の食生活にあわせてなんでもいいという、ほとんどレシピになっていないレシピなのです。

あえて言うなら塩レモンも肝かも!トッピングのレモンは先日ご紹介した塩レモン。(塩レモンのブログについてはこちら)メインの材料は何であったとしても、塩レモンはできればあった方が重要かもしれません。ビーツラーメンも普通には手に入らないので、普通の生ラーメンに置き換えて。ありきたりのラーメンをちょっとよそ行きにしたレシピがこの「バーズネスト」です。

Bird's Nest Noodle #2 03-14-2021.jpg

How to make '“Bird’s Nest” ??

<材料> バーズネスト1つ分のレシピ

生ラーメン 半玉(麺を増やせば巣は大きくなります!)
ほぐしたサーモン 50g
刻んだ赤ピーマン 少々
刻んだパセリ 少々
刻んだ塩レモン & スライスした塩レモン
塩・こしょう・オリーブオイル

Birds Nest Ramen #3 03-14-2021.jpg

<作り方>

1)サーモン、パセリ、赤ピーマン、刻んだ塩レモンを混ぜ合わせる。塩こしょうとオリーブオイルで味を調整。

2)ラーメンを茹でる。茹で上がったら、ラーメンがくっつかないようにするためオリーブ油を少し絡める。

3)ラーメンを鳥の巣のように形作ってお皿にのせる。(まな板やトレイなどの上でボウル状に巻いてお皿に移すのが簡単です)

4)ラーメンを巻いた中に1で混ぜ合わせた具を入れ、スライスした塩レモンをトッピングして完成。

食べるときは写真のように崩して混ぜ合わせて食べます!

Maya

アメリカのロサンゼルス郊外在住。日本の大学卒業後から15年以上、仕事も趣味も旅行な毎日で60か国以上をふらふら。時に母を連れ、そして途中には旅行の友(主人)を見つけ、強引に(?)あちこち。東京にある秘境系旅行会社でワイナリーツアーのアレンジや自分でも世界各地のワイナリーを訪ねるうち、ワインのことも知りたくなり、旅行の仕事の片手間にワインの勉強も。WSET Level 2資格保持者。日本のソムリエ資格同等レベルのWSET Level 3結果待ち。

Previous
Previous

ノーザンルビーとキタムラサキのその後(1)・・・季節はずれのハロウイン?!カラフルマッシュポテト

Next
Next

日本人が知らない「日本のチーズケーキ – Japanese cheesecake」